オトナ女子必見!メイク講師が教える お仕事メイクアップデート術 2025.05.14 NEW! so me!が悩める働くオトナ女子にお届けするコラム 【 働くオトナ女子のThink About Fashion 】 今回のテーマは、“メイク”。 特別ゲストに元大手化粧品メーカー美容部員・花岡りかさん をお迎えし、オトナ女子にぴったりのお仕事メイクのアップデート方法をレクチャーしていただきます。 Before ⇒ After [ Guest Writer ] 花岡りか(BEAUTY STUDIO RICA) Instagram @rica.make.lesson メイクアップ講師 美容職歴25年。うち10年は、大手化粧品メーカーの美容部員として百貨店勤務。 現在は、独立し、エステサロン経営。日々サロンでメイクレッスンを行うほか、出張メイク講座、企業や学校の研修も行なっている。 [ Comment ] 社会経験を重ねて、社会人になりたての時から比べると環境も顔つきも変わってきた働き盛りのオトナ女子の皆様。 メイクをした自分をみて「なんだかあか抜けない」、「今っぽくない気がする」と、思ったことはないですか? 違和感や地味な雰囲気を払拭しながらも、自分の魅力を引き出すメイクができたら素敵だと思いませんか? メイクを少し変えるだけで、今っぽくあか抜けた、シンプルな服でもマッチする印象へ変われます。 CONTENTS あか抜けない理由は? ◇メイクのアップデートポイント 1. 素肌感のある上品ベースメイク 2. トレンドを押さえた眉メイク 3. 下まぶた主役のアイメイク まとめ サロン情報 あか抜けない理由は? メイクがあか抜けない理由は様々な要素が考えられますが、代表的な理由は、次の3つです。 1. ベースメイクが厚塗り 2. 眉の形が古い 3. アイメイクが濃い 一つずつメイクのポイントを具体的に見ていきましょう。 1. 素肌感のある上品ベースメイク クマやニキビ跡、シミなどの粗をカバーしたくて、つい厚塗りになりがちなベースメイク。 厚塗りになると透明感が無くなり、顔が重たい印象にみえることも。 NGベースメイク ▲全体的にのっぺりとした立体感のない厚塗りベースメイク くすみが気になる方はトーンUPする下地で肌色を整えて、ファンデーションは薄く塗ります。 その後に気になるところはコンシーラーでカバーしましょう。 アイテムを少しずつ重ねることで、気になる粗はカバーしつつも透明感のある美肌がつくれます。 OKベースメイク この時点でベースメイクを終えている人も少なくないのではないでしょうか? ハイライト&シェーディングも重要なベースメイクです。ぜひ、取り入れてみてください。 ハイライトを加えることでツヤ感をプラスできたり、明るく立体感のある顔を作れたりします。 ハイライトは、おでこ、鼻のつけ根、唇の上、頬骨の上、鼻先、あご先に入れましょう。 シェーディングは、骨格を強調して顔を立体的にしてくれ、小顔効果を叶えます。 エラなど気になるフェイスラインをすっきり見せたり、鼻筋に入れることで顔立ちもくっきりと見せたりすることができます。 自分の肌よりも濃い色を使って、首と顔の境目(フェイスライン)を埋めるようにシェーディングを入れます。 鼻筋は、濃く入れすぎると舞台メイクのようになってしまうのでまずは眉下から目頭の横程度に控えめに入れるとよいでしょう。 テクニックに自信がない方は、どちらもパウダータイプがオススメ。ふんわり薄づきに仕上がるので、つけ過ぎる失敗を防げます。 Before ⇒ After ハイライトとシェーディングがあるのとないのでは、印象が全く異なりますよね。 2. トレンドを押さえた眉メイク 顔の印象は眉メイクで8割決まるとも言われています。 2025年のトレンド眉毛は「淡色のアーチ眉」、明るめの色で緩やかな丸みのある眉です。 色は髪色よりも肌なじみを重視するといいでしょう。 眉メイクのコスメは、ペンシル、パウダー、マスカラ、リキッドなどがあります。1つのアイテムで仕上げるのではなく、2つ以上のアイテムを組み合わせると馴染みます。 ▲淡色のアーチ眉 <眉毛の書き方> ①フェイスパウダーをつける 油分が眉についていると崩れやすくなすので、眉毛だけでなく地肌にもつくようにフェイスパウダーを馴染ませながらつけます。その後、スクリューブラシで毛流れを整えます。 ②眉ペンシルで描き足す 自眉の足りない部分を眉ペンシルで1本1本足していくように補います。眉尻がはっきりしないと印象がぼやけるので、眉尻はすっとペンシルで丁寧に描きます。 ③眉パウダーで眉毛全体をふんわり書く 眉パウダーで自然なふんわり眉を描きます。眉頭は薄く、眉尻に向かって濃くなるように。緩やかなグラデーションになると立体感も出せます。 ④眉マスカラで整える 眉マスカラでは、毛流れを整えつつ、カラーでイメチェン。 明るめのグレージュやライトブラウンがオススメです。明るいブラウン系カラーは、黒眉毛に馴染みやすく、自然なあか抜けを叶えます。 3. 下まぶた主役のアイメイク 品よく、今っぽく、魅力的な目元を目指しましょう。メイクの中で一番アップデートが必要な箇所です。 肌なじみの良いアイシャドウを使い、ナチュラルなグラデーションを上まぶたに作ります。 一昔前はアイライナーは上まぶたの目頭側から目尻側にかけて、はっきり引くのが定番でした。しかし今それをすると目元の印象が強すぎたり、違和感が出たりすることも。 目尻だけにスッと引きましょう。長さは自然に少し延長します。 もう少し黒目を際立たせるなら、アイライナーで上まつげの隙間を埋めます。 そして、オトナ女子こそ大切なのが下まぶたメイク。 若々しく見せたり、目の印象を大きく見せたり、今流行りの「中顔面短縮効果」も期待できます。 下まぶた(涙袋)全体に、上まぶたと同じアイシャドウのカラーを入れます。 (肌馴染みのいいベージュやピンクでもOK。) 黒目の外側から目尻にかけてある三角ゾーンをアイシャドウの締め色で埋めて目幅を拡張させます。 さらに涙袋を強調させるなら涙袋の影を入れます。 (涙袋の影ライナーや、シェーディングで使用したカラーを使用してもOK。) 最後に上下マスカラをつけてアイメイク完成です。 まとめ いかがでしたか? あか抜けて見えるお仕事メイクのアップデートのコツは、 「素肌感のある上品ベースメイク」 「トレンドを押さえた眉メイク」 「下まぶた主役のアイメイク」 の3つ。 メイク全体が濃すぎず、薄すぎないバランス感も大切です。 ぜひ、明日から試してみてくださいね。 次の記事を読む▼ coming soon 前の記事を読む▼ 「働き女子におすすめピラティス プロが教える美しい座り方とエクササイズ」 サロン情報 BEAUTY STUDIO RICA (岡山市北区西古松) レッスン受講はこちら 営業時間 ・月~土曜日(11:00~18:00) ・定休日 = 日曜日・不定休 < 一覧へ戻る