プロが教える! 骨格ウェーブ 通勤~オフの日コーデ5選

2025.07.18

so me!が悩める働くオトナ女子にお届けするコラム

【 働くオトナ女子のThink About Fashion 】

6月から3回にわたってお送りする「骨格スタイル別スタイリング」。

先月の骨格ストレートさんに引き続き、第2回目の今月は、“骨格ウェーブ”さんに似合うアイテムやスタイリング5選をお届けします!
 

- STYLE 1 -
ウェーブさん必見!
胸元デザインで華やかさアップ




骨格ウェーブさんは上半身に厚みが出にくいため、シンプルなトップスだと少し寂しい印象になりがちです。
そんな時は、胸元にデザインやディテールのあるトップスを選ぶのがおすすめ!
華やかさが加わり、視線を上に集めることでスタイルアップ効果も期待できます。

また、胸元にボリュームのあるトップスには、ノーカラージャケットを合わせるのがベスト。
テーラードジャケットのように襟があるタイプは、胸元のデザインとぶつかってしまい、全体がごちゃついた印象になってしまうことも。

すっきりとしたノーカラーのジャケットを選べば、バランスよく上品なコーデに仕上がりますよ♪



 

- STYLE 2 -
”ウエストメイク”で即スタイルアップ!




ウエストにデザインがあるトップスは、上半身にボリューム感をプラスしてくれるので、骨格ウェーブさんには特におすすめ!
重心を上に見せることで、全体のバランスが整います。

ボトムスは、ワイドパンツよりも細身のシルエットがよりバランス◎。
中でも、ウエストから足先に向かって細くなるテーパードパンツがとても相性が良いです。

骨格ウェーブさんは腰の位置がやや低めなので
・ベルト付きのスカートやワンピース
・ハイウエストのパンツ
などを選んでウエスト位置を高く見せる工夫をすると、脚長効果でスタイルがよく見えますよ。

手持ちのベルトをプラスして、簡単にウエストメイクするのもおすすめです!



 

- STYLE 3 -
ジレコーデは”フェミニンMIX”が正解◎




この春夏もジレがトレンドですね!
メンズライクなアイテムが少し苦手な骨格ウェーブさんでも、ジレを取り入れるなら、インナーにフェミニンなアイテムを合わせるのがポイントです。

たとえば、ワンピースやボウタイブラウスと合わせると、柔らかさが加わって骨格ウェーブさんらしい着こなしに仕上がります。

ジレのデザインは、ジャケットと同じくテーラード襟よりもノーカラーがおすすめ
首元がすっきりして、上半身をコンパクトに見せてくれます。

麻調の素材はシャリ感があり、肌あたりが良いです。
通気性も良いので暑い夏にも使いやすい素材です。


 

- STYLE 4 -
曲線ラインを味方に!




骨格ウェーブさんは、その名の通り「曲線的なライン」が得意なタイプ。

そのため、花柄・ドット柄・ペイズリー柄など、丸みを感じるデザインの柄がとてもよく似合います。

シルエットも、フレアスカートやペプラムトップスのような、ウエストにメリハリのあるがおすすめ。
特にペプラムトップスのように上半身にボリューム感を持たせるアイテムには、細身のボトムスを合わせるとバランスよく仕上がります◎

さらに、身長が低めの方は特にボトムスを細身にすると、全体がスッキリ見えてスタイルアップにつながりますよ。


 

- STYLE 5 -
首元ボリュームで一気に垢抜け




首元は、“詰まり気味&ボリューム感”がポイント!

アンサンブルニットは骨格ウェーブさんにぴったりのアイテム。
スカーフを首元にインして、さりげなく見せるのもおしゃれでおすすめです。

逆に、Vネックなど首元が大きく開いたデザインはやや苦手な傾向があります。
首元が大きく開いたデザインのトップスを着る場合は、短めで大ぶりなネックレスをプラスして、首元にボリュームを出すとバランスよく着こなせますよ。

スカートは“揺れ感”と“やわらか素材”がカギ!

骨格ウェーブさんは、硬い素材よりも柔らかい素材が得意
そのため、フレアスカート・ギャザースカート・プリーツスカートなど、ふんわり揺れるシルエットのものを選ぶと、女性らしさとバランスの良さが際立ちます。

タイトスカートのように“揺れ感”のないシルエットを選ぶときは、レースなど見た目で柔らかさを感じられる素材を選ぶのがポイントです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
骨格に合った服やコーディネートを選ぶことで、印象力がぐんとアップします。
骨格ウェーブさんらしい夏の5選コーデ。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!

次回は“骨格ナチュラル”さんのスタイリングをご紹介します。どうぞお楽しみに!


 

ライター紹介


金子 千恵(Instagram @chiika26
serendip代表

ファッションスタイリスト/個人向けスタイリスト
アパレルデザイナー/服飾専門学校講師

骨格診断を踏まえたその人に似合う服のアドバイスに加えて、豊富なファッションのトレンド知識と素材知識を活かして、スタイリングから商品の取り扱い方法までの総合的なアドバイスを得意としている。またアパレル業界を目指す学生に日々ファッションを説く服飾専門学校の講師も務めるなど幅広い活動を行っている