プロが教える!骨格スタイル別スタイリングアドバイス 2021.08.24 「働くオトナ女子のお仕事服とは?」 スタイリスト金子千恵が悩める働く女子にお届けするコラム 【 働くオトナ女子のThink Abou Fashion 】 今回のテーマは 最近女性誌などでも話題の ”骨格診断” そもそも骨格診断って何?骨の診断? 今回は骨格診断についての説明と、簡単なチャートもあるのでセルフ診断もしてみて下さい。 CONTENTS 骨格診断とは? 自分がどのタイプか診断してみよう! ストレートタイプ ナチュラルタイプ ウェーブタイプ まとめ ライター紹介 骨格診断とは? 骨格診断とは、生まれ持った身体のラインや質感の特徴から、似合う服のデザインや、素材感などを論理的に導き出すメソッドです。 筋肉・脂肪の付き方、関節の大きさの違いなどから 【 ストレート・ナチュラル・ウェーブ 】 の3つのタイプに分類できます。 一人ひとりの生まれつきの骨などをみて判断するので、太っているか、痩せているかは関係ないのが骨格診断になります。 自分がどのタイプか診断してみよう! ストレートタイプ ナチュラルタイプ ウェーブタイプ ストレートタイプ 骨格タイプがストレートの方はIラインが似合います。 Iラインはトップス・ボトムスのどちらもボリュームを落としてすっきりさせて、まっすぐに縦のラインを強調するスタイリングです。 ジャケットは襟がないものよりは、襟があるものの方が似合います。 ジャケット:ハイストレッチ テーラードジャケット (ネイビー) ボトム:へリンボーンニット テーパードパンツ (ホワイト) スカートならタイトスカートが、パンツなら、スティックパンツやワイドパンツが得意です。 素材は適度な厚みとハリ感がある上質な素材が似合うので、綿やウール、レザーなどが特におすすめです。 ボトム:サマーウール混 スティックパンツ (ライトベージュ) ナチュラルタイプ 骨格タイプがナチュラルの方はゆったりとしたYラインやAラインが似合います。 Yラインは、トップスに少し大きめシルエットや、厚みのある素材などを持ってきてボトムはすっきりさせるスタイリングです。 ジャケット:ハイストレッチ ダブルブレストジャケット (ブラック) ボトム:ハイストレッチ テーパードパンツ (ブラック) ダブルのジャケットなど大きめトップスシルエットに、テーパードパンツなどを合わせるのがYラインの代表的なスタイリングです。 Aラインは裾にかけてやや広がりのあるシルエットにするスタイリングです。 ジャケット:エレガンスニット カラーレスジャケット (ホワイト) ナチュラルの方は丈の長いものが得意なので、Aラインのマキシワンピースに、ジャケット合わせなどもおすすめです。 素材は、ブリティッシュツイードやコーディロイなどカジュアルなものが得意です。 チェック柄もカジュアルなので似合いますよ。 ジャケット:シャドーチェック ダブルブレストジャケット (ブラック) ボトム:シャドーチェック スティックパンツ (ブラック) ウェーブタイプ 骨格タイプがウェーブの方はXラインが似合います。 Xラインとはウエストを作るスタイリングになります。 ウエストが絞られたデザインや、ウエストにベルトが付いているようなアイテムを選ぶように意識してみて下さい。 トップス:へリンボーンニット プルオーバー (ネイビー) ボトム:へリンボーンニット タイトスカート (ネイビー) スカートは裾にかけて広がるフレアデザインが似合います。 ジャケット:サマーリッチツイード ジャケット (ブラック) ボトム:エレガンスニット フレアスカート (ホワイト) 身体の上半身にボリュームが少ないタイプなので、ボウタイブラウスのように、上半身にボリュームがくるようなインナー合わせがおすすめです♪ 素材は、柔らかい質感のものが得意です。 ストレッチのある素材やシフォン素材などのブラウスも似合いますよ。 まとめ 骨格スタイルを知っておくと、自分に似合う服が分かるので買い物でも失敗しにくくなります。 次回はもう少し具体的に骨格別で似合うアイテムを紹介しますのでお楽しみに!! 次の記事を読む▼ 「プロが教える!骨格スタイル別スタイリングアドバイス トップス編」 前の記事を読む▼ 「自宅で簡単!ウォッシャブルスーツのお手入れ方法」 ライター紹介 金子 千恵 (Instagram @chiika26) serendip代表 ファッションスタイリスト/個人向けスタイリスト アパレルデザイナー/服飾専門学校非常勤講師 骨格診断を踏まえたその人に似合う服のアドバイスに加えて、豊富なファッションのトレンド知識と素材知識を活かして、スタイリングから商品の取り扱い方法までの総合的なアドバイスを得意としている。またアパレル業界を目指す学生に日々ファッションを説く服飾専門学校の講師も務めるなど幅広い活動を行っている。 < 一覧へ戻る