パンツ着回しテクニック【マンネリ解消コーデ4選】

2023.01.16

スタイリスト金子千恵が悩める働くオトナ女子にお届けするコラム

【 働くオトナ女子の Think About Fashion 】


今回のテーマは、マンネリ化しがちなパンツスタイルの通勤コーデで使えるテクニックの紹介です。

「お気に入りのパンツはあるけれど、いつも同じようなコーディネートになってしまう…」
そんなお悩みありませんか?

今回はアンバサダーの方々の着こなしを参考に、いますぐ試せるマンネリ解消テクニックをご紹介していきます。
忙しい朝でも悩まず決まる、きちんと感と鮮度を両立したコーディネートばかりなので、ぜひマネしてみてくださいね。


 

1枚で決まる”主役トップス”を取り入れて


シンプルなブラックのテーパードパンツは、スーツスタイルにもオフィスカジュアルにも使える万能アイテム。
ただ、シンプルだからこそコーディネートがワンパターンになりがちですよね。

首元にパールやワンポイントがあしらわれたトップスは、アクセサリーなしでも着映える優秀アイテム。
いつものパンツに合わせるだけで、簡単にマンネリを解消できます。


Instagram @yuka2661さま
パンツ:ドライニット・テーパードパンツ (ブラック)


スリットネックやペプラムデザインなど、シルエットに変化のあるトップスもおすすめ。
アクセサリーや小物で差し色を効かせれば、より立体的でおしゃれな印象に。

首元にワンポイントのあるトップスにジャケットを合わせる時は、首元のデザインを活かすためにノーカラージャケットを選ぶとバランスが良く見えます。


ジャケット:ハイストレッチ ノーカラージャケット


 

ジャケットスタイルは”色合わせ”で更新感を


ネイビースーツに白いブラウス…という定番のセットアップに飽きてきたら、ジャケットとインナーの配色で印象チェンジを。

ネイビーと相性の良いおすすめの配色はネイビー×ブラウン。
知的で落ち着いた印象になりますし、ブラックよりもネイビー合わせにすることで、ぐっと優しい印象になります。


Instagram @momo.775.pさま
ボトム:ハイストレッチ スティックパンツ (ネイビー)


ジャケットをブラウン系の無地からチェック柄に変えれば、今っぽい垢抜け感とカジュアル感が出ます。

また、ネイビーと相性の良い色は他にもあります。
ネイビー×グレーにすれば、クールでモダンな印象になりますし、ネイビー×ベージュにすれば、柔らかく親しみやすさがプラスされます。


 

春先は”軽やかコート”でシーズン感アップ


ついダークトーンで重くなりがちな冬のアウター。
少し暖かい日も増えてくるこれからの時期は、軽やかなミドル丈のスプリングコートにシフトすると、新鮮な印象になります。


Instagram @mihoyoshida_さま
ボトム:ハイストレッチ テーパードパンツ (ネイビー)


ベージュや淡いブルー、ラベンダーなどの明るめカラーを選ぶことで、コーデ全体に春らしさが加わります。
ミドル丈のコートと相性が良いのは、すっきりとしたテーパードや細身パンツ。
重心が上がって、身長を問わずバランス良く見えますよ。


おすすめ細身シルエットパンツ


人気定番シリーズ
ハイストレッチ テーパードパンツ (ローズグレー)



ゆったりタイプ・細身シルエットパンツ


22AW新作
働ラクニット テーパードパンツ (グレージュ)



 

大人の”ワントーン”で洗練コーデ


ワントーンコーデは、簡単に統一感と今っぽさを演出できる万能テクニック。
ブラックやホワイトなどのベーシックカラーでまとめれば、大人のモード感が自然に漂います。

特にブラックのワントーンコーデはスマートで洗練された印象になるのでおすすめです。

物足りなさを感じたら、スカーフやマフラーなどでカラーアクセントを加えると◎。
また、ジャケットをロングカーディガンにチェンジすれば、抜け感のある雰囲気に仕上がります。


Instagram @greenskarf19さま
ボトム:ハイストレッチ テーパードパンツ (ブラック)

 

まとめ

いつものパンツをトップスや羽織ものでアレンジした、マンネリ解消コーディネートのご紹介でした。みなさん素敵な着こなしですね♪
ぜひ、いつものパンツを使って新しいコーディネートに挑戦してみてください。


 

ライター紹介



金子 千恵(Instagram @chiika26
serendip代表

ファッションスタイリスト/個人向けスタイリスト
アパレルデザイナー/服飾専門学校非常勤講師

骨格診断を踏まえたその人に似合う服のアドバイスに加えて、豊富なファッションのトレンド知識と素材知識を活かして、スタイリングから商品の取り扱い方法までの総合的なアドバイスを得意としている。またアパレル業界を目指す学生に日々ファッションを説く服飾専門学校の講師も務めるなど幅広い活動を行っている。