外勤オトナ女子のネイビースーツ着回しコーデ

2023.11.20

スタイリスト金子千恵が悩める働くオトナ女子にお届けするコラム

【 働くオトナ女子のThink About Fashion 】


スーツの定番カラーといえば、やっぱり「ネイビー」。
きちんと感がありつつ、着回し力も高いので、「1着は持っている」という方も多いのではないでしょうか?

今回は、外回りの多い営業職の方にぴったりの着回しコーデを、〈カジュアル派〉と〈きれいめ派〉の2タイプに分けてご紹介します。
シーンに合わせて印象チェンジできるスタイリング、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


 

<カジュアル派>
ウールタッチストライプ シリーズ


ややラフでカジュアルなスタイリングが好きな方におすすめなのが「ウールタッチストライプ」シリーズ。
丈が長めのダブルデザインで細めのストライプ柄のジャケットがメンズライクでかっこよく決まります。


 

 <カジュアル派>外回りの日



ジャケット:ウールタッチストライプ・ダブルジャケット (ネイビー)
ボトム:ウールタッチストライプ・テーパードパンツ (ネイビー)


得意先訪問はセットアップで気を引き締めて

外回りがある日には、ストライプ柄のセットアップでシャキッときちんと感を演出。
メンズライクな雰囲気のダブルジャケットには、ボウタイや首元にデザインのあるフェミニンなインナーを合わせて、やわらかさをプラスしましょう。
小ぶりなピアスやイヤリングを添えて、顔まわりにさりげない華やかさを。
かっちりしすぎず、程よく女性らしさのある営業スタイルが完成します。

 

 <カジュアル派>内勤の日



ボトム:ウールタッチストライプ・テーパードパンツ (ネイビー)

社内ではニット合わせで柔らかく、親しみやすく

打ち合わせや社内業務の日は、堅くなりすぎないようざっくりニットを合わせたリラックススタイルがおすすめ。
メンズライクなストライプ柄のボトムにやさしい色味のパステルカラーのトップスを合わせれば、バランスよく着こなせます。
また、脱ぎ着しやすいカーディガンは室内での温度調節にも便利。
ジャケットの代わりに羽織ることで、きちんと感も残しつつ、柔らかな雰囲気を演出できます。




ボトム:ウールタッチストライプ・テーパードパンツ (ネイビー)

デスクワークの日はベストスタイルが◎

資料作成やPC業務など、袖まわりの動きが気になる日はベストコーディネートがおすすめ。
裾がもたつかないテーパードパンツを合わせれば、立ち座りもスムーズで快適です。
トレンドのベストやジレは、テーパードパンツやワイドパンツと好相性。
シンプルなインナーに重ねるだけで、旬のオフィススタイルが完成します。

 

 <カジュアル派>オフの日



ジャケット:ウールタッチストライプ・ダブルジャケット (ネイビー)

ラフなスタイルに、ジャケットで大人の引き締めを

友人とランチやショッピングなど、カジュアルな予定の日には、アウター感覚でジャケットをプラス。
コーディネートがラフになりすぎたと感じたらときは、ストライプ柄のジャケットを羽織るだけで引き締まり、こなれた大人カジュアルスタイルに。
ウールタッチストライプ・ダブルジャケットはややオーバー気味のデザインなので、インナーに厚手のニットやスウェットを重ねてもOK.
オンにもオフにも頼れる万能アイテムです。


 

<きれいめ派>
ハイストレッチ シリーズ


きちんときれいめ、ややフェミニンな着こなしが好きな方におすすめなのは「ハイストレッチ」シリーズ。
光沢感ある滑らかな素材感が女度を上げてくれます


 

 <きれいめ派>外回りの日



ジャケット:ハイストレッチ・ノーカラージャケット (ネイビー)
ボトム:ハイストレッチ・スティックパンツ (ネイビー)


第一印象で差をつける、好感度アップコーデ

新規クライアントとの商談の日など、第一印象が重要な日はシンプルにまとめたネイビースーツに、アクセントカラーを効かせて。
反対色にあたるイエロー~レッド系の小物合わせると、コーディネートにぱっと華やかさが生まれます。
ただし、色を多用しすぎると統一感がなくなるので注意。
ネイビースーツと相性のよいグレー・ベージュ・キャメル・ピンクなどで全体を3色以内に抑えると、バランスよく仕上がります。

 

 <きれいめ派>内勤の日



ボトム:ハイストレッチ・スティックパンツ (ネイビー)

知的で落ち着いた印象を与えるオフィススタイル

社内会議など落ち着いた印象を大切にしたい日には、ネイビー×ブラウンのコーディネートがおすすめ。
知的で柔らかな印象があり、目上の方にも好印象を与えます。
軽くて履き心地抜群のハイストレッチ・スティックパンツなら、きちんと見えしつつもストレスフリーな着心地。
長時間のデスクワークや会議の日も快適に過ごせます。


 

 <きれいめ派>オフの日



ジャケット:ハイストレッチ・ノーカラージャケット (ネイビー)

知的で落ち着いた印象を与えるオフィススタイル

仕事終わりにディナーの予定がある日には、ネイビージャケットに華やかなロングスカートを合わせて。
ノーカラージャケットは襟がない分、堅い印象が和らぎ女性らしさがアップするデザインなので、スカートとも相性抜群。
優しいベージュカラーのスカートを合わせれば、女性らしさと上品さを兼ね備えたコーディネートに仕上がります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
定番のネイビースーツも、合わせるアイテム次第でさまざまな表情を見せくれます。
外回りや内勤、オフの日まで、シーンに合わせた着回しをぜひ楽しんでみてくださいね。


 

ライター紹介



金子 千恵 (Instagram @chiika26)
serendip代表

ファッションスタイリスト/個人向けスタイリスト
アパレルデザイナー/服飾専門学校非常勤講師

骨格診断を踏まえたその人に似合う服のアドバイスに加えて、豊富なファッションのトレンド知識と素材知識を活かして、スタイリングから商品の取り扱い方法までの総合的なアドバイスを得意としている。またアパレル業界を目指す学生に日々ファッションを説く服飾専門学校の講師も務めるなど幅広い活動を行っている。